【11・12月開講レッスン】モロッコ料理でお祝いするエキゾチックなクリスマスメニュー

こんにちは、masayoです。
遅ればせながら、11月から開講中のメニューとテーブルコーディネートについてご紹介させて頂きます。クリスマスらしからぬトップ画像に『?』が沢山飛んでいるかもしれないので早速テーマ発表!(とは言えタイトルでネタバレしていますが…)今回のテーマは〜♪

『モロカンクリスマス』下記4品のコースです。

MENU

丸鶏のタジン
スライスレモンとフレッシュコリアンダーの香り

ロイヤルクスクス
たっぷりお野菜と手羽の蒸し焼き
モロカンサラダ
モロカンミントティー
〜コルヌ・ド・ガゼルを添えて〜
丸鷄のタジンとロイヤルクスクス
モロカンサラダとクスクス
ミントティー

異国情緒漂うモロッコの食文化を取り入れてクリスマスを盛り上げよう

イスラム教の国モロッコでは本来ならキリストの生誕祭であるクリスマスのお祝いは行いません。しかしながら、フランスやスペインに程近く長期休暇をモロッコで過ごすヨーロッパ人観光客が増えた事が影響し、近年ではクリスマスを祝う習慣が徐々に浸透してきています。ご馳走やプレゼントを用意する家庭もあるみたいです。イスラム圏の中でも比較的寛容な国モロッコ、他国の文化を上手く取り入れながら自国の文化と融合し発展を遂げてきたモロッコの人々。日本人とどことなく似たものを感じます。

西洋の文化を輸入してクリスマスをお祝いするモロッコの素敵なエッセンスを取り込んで更にアレンジ。モロッカンなクリスマス料理を創作してみました♡

丸鶏のタジン

地域や家庭によって様々なアレンジが加えられるタジン料理。その中でも正統派としてアフリカ現地で認知されているのがモロッコのタジンです。
正統派と言えば日本の水炊き≒モロッコのタジンと言えば分かりやすいでしょうか?ただ一つ決定的に違うのは、水を使わない鍋料理であること。三角錐の蓋がついた伝統的な土鍋を使い、ほぼ食材の水分だけで蒸し焼きにする調理法は水が貴重なアフリカならでは。素材の旨みをギュッと凝縮させて栄養素を逃さない…砂漠地帯を生き抜いてきた先人の知恵ですね。

使用するハーブはお好みですが、今回のレシピではコリアンダー(パクチー)をご用意しました。他にはニンニクやジンシャーパウダー、レモンでヘルシーに味付けします。王道のモロッコ流に倣って、お砂糖の代わりに蜂蜜も使用します。

タジン鍋とスパイス
レモンを絞ります

ひとことメモ

チュニジアではトマトペーストをどっさり入れてこってりに仕上げるのが主流です。

ロイヤルクスクスとモロカンサラダ

・ロイヤルクスクス 

主にモロッコ、チュニジアなどの北アフリカ地域で食される世界最小のパスタ『クスクス』がヨーロッパに伝わり出来た一品がこちら。フランスではクスクスロワイヤルと呼ばれ、羊肉をメインに使って高級レストランで提供される歴としたコースディッシュ。アフリカの家庭料理をこんなにお洒落にアレンジしてしまうなんてフランス人恐るべし…食への飽くなき探究心に感服です。

厳密には3種類のお肉を沢山の野菜で合わせて煮込んだ物をそう呼びますが、今回は癖のない鳥手羽とソーセージを使って日本人の舌に合うお味に仕上げていきます。食べる直前の追いスープはお好みで。フランス流に、後からかけるスタイルでいただきます。

・モロカンサラダ 

カラフルで可愛らしく、見た目にも美味しい一品。色のある野菜なら何を入れても映える有難い副菜です。賽の目切りにしてスパイスとオイルで味付けする簡単家庭料理。モロッコでは紫玉ねぎが流通の殆どを占めますが、今回はクリスマスカラーに合わせて白玉ねぎとトマトの赤・パプリカの黄・きゅうりの緑の4色でまとめます。

モロカンミントティーとコルヌ・ド・ガゼル

・モロカンミントティー 

イギリスにアフタヌーンティー文化が根付いているのと同じく、モロッコにもアッツァイというお茶文化があります。イギリスでティーと言えば紅茶を指すのと一緒で、モロッコの現地レストランで「アッツァイ」と注文するとほぼ100%ミントティーが提供されます。モロッコの人達にはそれ程馴染み深い飲み物なのですね。

ひとことメモ

お茶の作法にも色々と決まり事があり、日本の茶道に通ずるものがあります。

・コルヌ•ド•ガゼル 

勘の鋭い方はお気づきと思います、フランス語ですね。直訳すると『鹿の角』と呼ばれるこちらのお菓子も北アフリカからヨーロッパに伝わりました。トルコだけでなくチュニジアでも食べられている代表的なお菓子の一つ。さっぱりとミントティーに添えていただきます。

テーブルコーディネートのご紹介

テーブルコーディネートの一部をチラ見せ。テーブルに鏡面プレートを敷き詰めてアンティークゴールドのグッズを取り揃えました。お料理レッスン前に、色のまとめ方や食器の配置、全体のバランスや構成などについて講義形式で簡単にご説明しています。

タジン鍋が食卓の主役として馴染むように構成したクリスマスコーディネート。クリスマスのポップな可愛さも残しながら大人らしいシックなテーブルに仕上がりました。

ご予約にはまだ少し空きがございますので、興味をそそられた方はお問い合わせください。
勿論、エスニック料理がお好きな方、今年はKFCのフライドチキンから卒業したい方、一昔前の流行りに乗っかって購入したタジン鍋を持て余している方も。マルっとお引き受けしますので是非お越し下さいね。

皆様からのご予約、心よりお待ちしています。

カテゴリー: 未分類

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。